ブックタイトル2016大学通信教育ガイド大学院編

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概要

2016大学通信教育ガイド大学院編

2 自宅や職場から通学できる範囲に必ずしも希望する大学院がないことや、職場環境によって通学可能な時間帯が限られることなど、地理的・時間的制約などから大学院レベルの学習を希望しながらも、その実現に困難を伴う社会人が少なくありませんでした。そこで、文部省(現文部科学省)では、このような学習需要に適切にこたえていくため、平成10年3月に通信制大学院を制度化しました。これを受けて平成11年4月、日本大学、佛教大学、明星大学、聖徳大学の4大学でいち早く開設され、現在(平成27年度)、27の大学で開設されています。また、平成15年度より博士課程の設置も認められました。 なお、大学院は、基礎研究を中心とした学術研究の推進とともに、研究者の養成及び高度専門的能力を有する人材の育成という役割を担っていることから、通信制においても入学定員枠が少なく、従来の大学通信教育とはいくつかの点で異なります。 通信制大学院の授業は、印刷教材等による授業、放送授業、面接授業(スクーリング)、メディアを利用して行う授業の4つがあります。各大学院では、科目の性格を考慮し、これら授業の方法をそれぞれ効果的に組み合せて実施しています。 印刷教材等による授業は、大学から送付または指定されたテキストを学習し、与えられた課題に沿って学習成果を報告(リポート)し、添削指導と評価を受けます。E-Mailなどを多用して行なう大学院もあります。 さらに、印刷教材等による授業では不十分な科目や学習内容もあることから、講師と直接対面して行なう面接授業(スクーリング)を行います。特に修士論文・博士論文に関する指導では、面接授業を用いるケースが多いようです。 修士課程の修了要件は、基本的に2年以上の在学と30単位以上の修得、かつ、必要な研究指導を受けた上、修士論文の審査及び試験に合格することが条件となっています。また、博士課程の修了要件は、基本的に3年以上の在学と必要な単位数の修得、かつ、必要な研究指導を受けた上、博士論文の審査及び試験に合格することが条件となっています。通信制大学院の概要「通信制大学院」とは学習方法の特色